柔道整復師が教える身体の豆知識/コラム
柔道整復師が教える身体の豆知識/コラム
国際疼痛学会において以下のように定義されています。
痛みは「実質的または潜在的な組織損傷に結びつく、あるいはこのような傷害を表す言葉を使って述べられる不快な感覚、情動体験」である。
人が生きるために必要な物質を外から取り入れて身体の組織や機能を維持するために活用する事。
ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合は有害であるが、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用を果たす現象のことをホルミシスと呼びます。
ホルミシス療法で有名な場所といえば、ラジウム温泉で有名な秋田県玉川温泉、鳥取県三朝温泉などで知られています。
海外ではオーストリアのバドガシュタインが有名です。
趾骨底面−足底筋膜と短趾屈筋−踵骨−腓骨筋/アキレス腱−大腿骨顆−ハムストリングス−坐骨結節−仙結節靭帯−仙骨−腰仙椎筋膜/脊柱起立筋−後頭骨稜−帽状腱膜−前頭骨/眼窩上隆起を繋ぐ筋膜線。
全体的姿勢機能は体を直立伸展した状態に保ち、体前屈位のように屈曲する傾向を防ぐ事。
SBLに関連する姿勢代償パターンは足関節背屈制限、膝関節過伸展、ハムストリングす短縮、不適切な深層外旋筋の代替、骨盤前方移動、仙骨のうなずき前傾(nutation)、脊柱前弯、胸椎屈曲によって広げられる伸筋、上部頚椎過伸展を引き起こす後頭下筋制限、第1頚椎上での頭部前方移動、回旋、目と脊柱運動の分離がある。
足底面は問題の原因になる事が多く、緊張性ハムストリングス、腰椎前弯、上部頚椎の抵抗性過伸展と関連する。
外果下から第五中足骨頭までと、外果下からかかとの終点までの距離の比率が3:1または4:1の場合効率的に体を支える事ができる。
比率が5:1以上の場合身体の背部の支えは最も小さくなる。
脛骨が内旋している場合は半腱様筋と半膜様筋に対する治療、外旋している場合は大腿二頭筋の治療が必要である。治療で効果がない場合は足の位置、骨盤のねじれ、スパイラルライン(SPL)から生じる緊張の可能性をさらに詳しく調べる必要がある。
仙結節靭帯は一般的に、骨盤が前傾している場合は引き下ろし、扁平な腰椎あるいは仙骨の方へ後傾している場合は引き上げる方向に調整する。この際の力の加え方は加圧を細かく指でつつくようにせず、深く強い一貫した圧力をかける事が重要である。
眼球の動きと後頭下筋の繋がりは椎骨が発生した時からあり、眼球運動によって筋の緊張が変化する。
ヒトは頭部−頸部−上背部の関連は全く同じ様に機能する。したがって目の使い方、特に頸部の使い方によって残りの背部筋系の緊張パターンが決まる。すなわち頸部を緩めることは肩甲骨や背下部さらには股関節に及ぶ頑固な問題に対処する鍵となる。
分化細胞の元となる母細胞の総称。生体の様々な組織の細胞に分化する能力と、分裂を繰り返しながら増殖していく機能を持ち、それぞれの生理学的再生に関与する。
−スーパー大辞林より−